2016年11月24日

腰の手術について

こんにちは。今日の宮崎は一段と寒くなり、一気に冬に向かっているような感じがします雪

今日は腰の手術について書こうと思います。
なぜこの話題かといいますと患者さまで腰の手術をされている方が多くいらっしゃる為と、その方々の予後があまり良くない事に以前から気づいていた為です。

腰の手術といえば、代表的なもので
@腰椎椎間板ヘルニア
A腰椎脊柱管狭窄症
B腰椎分離、すべり症
C変形性腰椎症


ではないでしょうか?
その他にもありますが、この上3つがダントツに多いように思います。

ヘルニアについては予後が比較的良いものが多いように思います。
しかし、脊柱管狭窄症と分離すべり症については予後が悪いふらふら

ヘルニアに比べて高齢の方が手術を受ける事が多く、筋力低下、回復力の遅さなどの原因も多くあると思いますが、それにしても新たに痺れが出現したり、最悪歩けなくなったり、部分的に感覚がなくなったりと手術したにも関わらず、新たな痛みや症状を訴えている方が本当に多いですあせあせ(飛び散る汗)

お医者さんに多少の痺れは仕方ないと言われている方も多く、僕も今まで勉強不足でそんなものなのかな〜っと思っていました。
しかし原因が絶対あると思い調べるとアッサリ答えは出てきましたたらーっ(汗)

答えは脊椎外科医の戦場というブログに書いてありました。

この先生の手術ですべての症状が改善するかは僕にはわかりませんが、セカンドオピニオンの重要性を改めて感じさせられましたし、このブログを読んでいる方で高齢の方はいないかもしれませんが、ご家族や将来の自分が手術される場合、しっかりとした見極めが必要だなと感じさせられましたexclamation×2

文章だけのブログは面白くないのですが文章だけなってしましましたふらふら
次はもっと面白いもの書きますパンチ
posted by クスノキ at 16:41| Comment(0) | 整骨鍼灸

2016年11月17日

まだやってます。

こんにちは晴れ
最近、気温の変化が激しく、体調を崩している方が凄く多いですがく〜(落胆した顔)

書き始めると宣言したものの、なかなか更新せず少し空いてしまいましたあせあせ(飛び散る汗)

今日はまだやってますよって事で、珈琲焙煎ですexclamation×2
思い返すと去年の5月頃から始めた珈琲焙煎ですが、ヒソヒソと続けておりました。
1年半ほどで30kgくらい焙煎したでしょうか?(ほぼ個人消費ですたらーっ(汗)
どんだけ飲むんだって感じですねふらふら

もちろん以前と比べると焙煎も上手くなったわけで、比較的安心して飲むことが出来ています。
室内でやればまた全然違うのでしょうが、僕は屋外で焙煎します。煙やチャフ(豆の薄皮)の飛び散りのせいです。夏は汗だく&蚊の猛攻に遭う、冬は気温が低く安定しづらい、常に自然と戦っています。雷

そんな中、今回焙煎した豆はこちらるんるん
IMG00128.jpg


いつもはガンガンに深く焙煎する事が多いのですが、最近患者さまから頂いた豆が美味しく、その豆が浅煎りだった為、いつもより少し浅く焙煎しました。
豆はタンザニアの『ンゴロンゴロ』です。読みにくいですあせあせ(飛び散る汗)

意外とお手軽に出来る珈琲焙煎。みなさまの一度試してみてはいかがですか?
自分で焼いた珈琲は一味違う??かもしれませんよexclamation

最後に面白いブログをご紹介。

巷では小林真央さんのブログが話題を集めていますが、紹介するブログは抗がん剤がメインのブログです。
膨大な量な為、すべて読んだ訳ではないですが、
『現在のがん治療の功罪〜抗がん剤治療と免疫治療』というブログです。
あえてリンクは貼りませんのでご自身で検索して下さい。

本当に治療と平行してこのブログを書いているとしたら、このお医者さんの熱量
ハンパないです。

posted by クスノキ at 16:56| Comment(0) | 日記

2016年11月08日

ヒアルロン酸注射について考える

こんにちは。かな〜りサボっていまして、ブログから目を背けていましたふらふら

しかし今年もあと2か月となり、確実にやり残している感がアリアリなので、週一は更新します(宣言)!!

当院の膝の悪い多数の患者さまは整形外科でヒアルロン酸注射による治療を受けている方が多いです。
(以前受けていた方も含む)

しかし、ヒアルロン酸を打って膝の痛みが改善したという話を聞いた事がありませんあせあせ(飛び散る汗)
どういうことなのか???

これから僕の個人的な意見を書きたいと思います目

と、その前に・・・

そもそものヒアルロン酸及びヒアルロン酸注射について説明したいと思います。

Wikipediaではヒアルロン酸とは 
生体内では、関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られる。
とりわけ関節軟骨では、アグリカン、リンクタンパク質と非共有結合し、超高分子複合体を作って、軟骨の機能維持に極めて重要な役割をしている。ある種の細菌も同様な構造を持つ糖鎖を合成している。
だそうです。


僕は関節内を満たす関節液で関節内のクッション的な役割関節がスムーズに動くようにする潤滑油としての役割をしているという認識でした。
間違ってはなさそうですねわーい(嬉しい顔)

文字だけでは分かりにくいと思うので画像を

hiaruron014.gif


この関節液は加齢と共に減ると言われていています。
まあでも、高齢者の方も膝に水がたまる(関節液が過剰に出すぎて吸収が追い付かない)というように無くなりすぎるという事は無いように思います。(僕個人の勝手な想像です。)

※ちなみに水を抜く事での治療効果はありません。高くなりすぎた関節の内圧が減少することで痛みが少し緩和される程度です。

話は戻りましてヒアルロン酸注射のお話exclamation×2

ヒアルロン酸注射は主に膝、肩などの関節内にヒアルロン酸注射をするという治療法です。

整形外科でいう効果とは??
僕調べでは 主に、関節内の炎症を抑える 変形などによる関節軟骨の摩耗を抑える 痛みを緩和する効果

つまり対症療法であって原因治療ではないという事だと思います。

ちなみに2013年 米国整形外科学会AAOSでは変形性関節症の新しいガイドラインではヒアルロン酸の関節注入は推奨しないと明記しているみたいです。

かなり否定的な事を書いたように感じますが、これはあくまでも変形性関節症の程度が中・高度の場合と思っています。


そもそも変形が進んだ状態では良くて現状維持、普段どおりの生活をしていたらほぼ確実に悪化すると思っているからです。(短期的にみると良くなったりする場合も多々ありますが、変形そのものは変わってない、若しくは悪化するため、長期的にみると手術以外の治療法がない)

ただ軽度の膝の痛み、変形の場合はそれなりの効果はあるんじゃないかと思っています。
軽度が故に炎症を抑える力や関節内の負担軽減が期待できる為です。

今回は当院での治療などは抜きにしてヒアルロン酸注射を考える回でしたので以上もちまして考え終了いたします。

あくまでも個人的な意見であり、否定的な方はフンっと鼻で笑って下さいわーい(嬉しい顔)



posted by クスノキ at 18:03| Comment(0) | 整骨鍼灸